ソリューションSalesforce向けクラウドセキュリティ(WithSecure) 

悪意のあるコンテンツからSalesforce環境を保護

Salesforce向けクラウドセキュリティとは?

WithSecure™ Cloud Protection for Salesforce (CPSF)は、Salesforce環境のネイティブセキュリティ機能を補完するために設計された、クラウドベースのセキュリティソリューションです。ユーザーがアップロードしたファイルやURLによって引き起こされるリスクを軽減するための専用のセキュリティコンポーネントです。

このソリューションは、Salesforce環境との間で最大の互換性と信頼性を実現する ために、セールスフォース社と協力して設計・開発されました。ユーザーが感じる遅延を最小限に抑え、Salesforce本来の使い勝手を維持できるように設計されています。

サイバー攻撃を阻止するために重要なこと

ポイント1. Endpoint Protection Platform(EPP)だけでは不十分

  • EPPは多くの場合、最後の砦です。失敗すると修復すべき損害が発生します。
  • 大規模で複雑な環境では、複数の防御層を追加して、常にリスクを軽減する必要があります。
  • Salesforce 環境を保護し、社員、パートナー、顧客、そして自社を守ることができます。

ポイント2. Salesforce Cloudの可視性が必要

  • EPPでは、クラウド環境の可視化は不可能です。
  • インシデントを調査する際、悪意のあるファイルやURLの入手経路、拡散方法の把握が必要です。
  • パートナーや顧客がSalesforce を介して拡散したマルウェアに感染した場合はどうなりますか?
  • EPPの検出機能にはタイムラグがある場合があり、EPP検出前に何が起こったかを調査する必要があります。
  • Cloud Protectionは、脅威ハンティングのためのリアルタイムの可視性と完全なフォレンジック証跡を提供します。

ポイント3. Salesforceをクラウド上のエンドポイントとして扱う

  • 組織のPCを保護するのことと同じく、Salesforce 環境もマルウェアからクリーンに保つことで、悪意のあるコンテンツが制御不能に広がるのを防ぐことができます。
  • メールにはフィッシングやマルウェア対策機能がありますが、その制御をSalesforce環境にも拡張する必要があります。
  • 脅威を最初の侵入ポイントで阻止することは、費用対効果の高い予防的セキュリティ対策です。

CPSFの概要

エンドユーザがアップロード/ダウンロードしようとしたコンテンツに対し、セキュリティ検査を実施します。

CPSFの特長

初期セットアップ
  • Appexchangeから「今すぐ入手」で導入は数分で完了します。
  • 15日の無償評価期間を提供しています
分析とモニタリング
  • Salesforceのコンテンツを完全に可視化(誰が、どこで、いつ)できます。その上でITおよびセキュリティ管理者のための強力な調査ツールになります。
  • 高度なセキュリティ分析を提供し、監査証跡と併せて脅威への効率的な対応を実現します。
レポーティング
  • Salesforceのコンテンツとそのセキュリティ状況をグラフィカルに表示します。
  • ファイル保護のステータス、URL保護のステータス、自動更新のステータス、接続ステータス等
管理者機能
  • Salesforceのコンテンツとそのセキュリティ状況をグラフィカルに表示します。
  • ソリューション管理者は、企業のセキュリティポリシーに基づいて保護機能やアクションを有効または無効にすることができます。

事例:ヤフー株式会社様 (現 LINEヤフー株式会社様)

用途
  • カスタマーサポート
解決したい課題
  • 一般ユーザーからの問い合わせメールなどに添付されているファイルやURLの安全性を確保
導入の結果
  • 従来は添付ファイルの閲覧を禁止していたが、導入後は開くことができるようになり業務効率が向上
  • 管理画面や通知のデザインが明瞭で、ITに強くないユーザーでもわかりやすい
  • スキャン時のタイムラグなどもほぼ生じない
導入スケジュール
  • 2020年1月検討開始
  • 2020年2月導入決定
  • 2020年3月稼働開始

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