ソリューションSFA/CRM×Microsoft Copilot 導入支援サービス

生成AIの活用によって組織の生産性を向上

Microsoft Copilotとは?

Microsoft Copilotは、GPT-4アーキテクチャに基づいた会話型AIモデルです。ユーザーとの対話を通じて、情報提供、作業のサポート、生産性の向上など、さまざまなことができます。

具体的には、以下のようなことが可能です。
情報提供: 最新のニュースや特定のトピックについての情報を提供します。
作業のサポート: 技術的な問題や日常の質問に対するサポートを提供します。
生産性向上: スケジュール管理、タスクの整理、ドキュメントの作成などを支援します。

Microsoft Copilotの概要

Microsoft Copilotには様々なソリューションがありますが、SFA/CRMと掛け合わせて利用できるものとしては以下があります。

構成イメージ

営業部門向けとサービス部門向けにそれぞれ用意されています。

電通総研の支援サービス

電通総研では、Dynamics 365やSalesforceのようなSFA/CRMソリューションとBusiness Copilotを組み合わせたシステム導入をご支援致します。

※ SFA/CRMソリューションについては以下をご覧ください。
  https://crm.dentsusoken.com/sales-support/

1.課題ヒアリング・抽出

お客様の課題をヒアリングの上で、Copilotを利用して解決できる課題を抽出します。

[例]

  • Copilotを導入する背景、目的の明確化
  • 業務課題を一覧化した後にCopilotの機能と照らして解決できるものを抽出
  • 抽出した業務課題の重要度をランク付け

2.検証

課題ヒアリング・抽出の結果をもとに、Copilotの学習データや設定を検討して具体的な解決策を検討します。

[例]

  • Copilotが利用する学習データの検討・設定
  • Dynamics 365 Sales/Customer Service、 Salesforceに対するCopilotの組み込み
  • Copilot画面レイアウトのカスタマイズ
  • PoCメンバーによる試験利用・課題の抽出
  • Copilotが利用する学習データの見直し

3.運用

運用開始後はユーザーが積極的にCopilotを利用できるような教育支援を行います。

[例]

  • Copilot利用手順/利用ルールの整備支援
    • Copilot利用までの操作手順書の作成
    • Copilotが返す結果の信頼性
    • Copilotに入力してもよい情報 など
  • 導入後の効果測定支援
    • 導入後アンケートによる利用率や業務の改善状況確認

ユースケース

Microsoft Copilot 導入支援サービスにおけるユースケースをいくつかご紹介いたします。

ケース1:生成AIの活用によるマネージャー業務の効率化

業務
マネージャーがメンバーの営業案件の状況を確認して、適切な指示を出します。

背景
営業部門のマネージャーはメンバーが対応している営業案件の情報を隈なく確認して、適切に指示を出すことは非常に時間がかかってしまいます。

ユースケース
Dynamics 365 Salesに組み込まれたCopilot機能を利用することで、管理ユーザーが確認したい営業案件を開いたときにCopilotが内容を要約して表示します。

効果
全ての情報を参照しなくてもマネージャーは短い時間で営業案件の状況を掴むことができるようになります。
効率的に状況を確認できるようになることで、マネージャーの限られたリソースを有効に使って適切なタイミングで適切な指示・サポートができるようになります。

提供内容
Copilot in Dynamics 365 Sales

ケース2:生成AIの活用による営業活動の効率化

業務
営業担当者がお客様からのメールを確認して、効率的に適切な返信をします。
やり取りの内容をSFA/CRMシステムへ入力します。

背景
営業担当者は複数の案件を並行して対応する場合や、1つの営業案件を時間を空けて対応することがあります。
このとき、都度過去の経緯を遡って確認した上で返信内容を考えつつ、別画面からSFA/CRMを開いて作業をするのはオーバーヘッドが大きくなります。

ユースケース
Copilot for Salesで過去のメールを遡って要約した内容を表示し、過去のメールを読み込んで返信の下書きを自動作成できます。また、Outlookの画面からSFA/CRMの関連する取引先担当者のレコードを表示して、編集することができます。

効果
営業担当者は都度過去のメールまで遡って内容を確認したり、メールの返信内容をすべて考えたりする必要がなくなり、作業のオーバーヘッドを解消できます。
また、Outlookの画面で作業が完結するため、複数画面を開く必要がなくなって作業が効率化されます。

提供内容
Copilot for Sales

全社的なDX推進や顧客接点の最適化、エンゲージメントの強化など
お困りごとやお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。