ソリューションAPI連携基盤ソリューション

MuleSoft Anypoint Platformを利用した
API連携基盤の構築を行うソリューション

API連携基盤ソリューションとは?

MuleSoft Anypoint Platformを活用し様々なシステムやサービスを一元的に統合管理することによって、システムを見える化し、開発・運用の効率化をもたらすソリューションです。MuleSoft Anypoint Platformを活用することで、APIアプリケーションの設計/開発/テスト/運用を1プラットフォームで実現できます。また、MuleSoftにはAPI-led Connectivity (API主導の接続性)というアーキテクチャ指針があり、企業内の各システムをAPIとして資産化し、柔軟かつ効率的に活用することができます。開発・運用の効率化を実現することによりお客様の中でビジネスの検討により多くのリソースを充てることができ、業務品質の更なる向上が期待できます。

電通総研のAPI連携基盤ソリューションでは、MuleSoft Anypoint Platformを活用した開発支援やPoC実施支援、ITグランドデザインのコンサルティングなどを通じて、お客様の課題解決を実現しつつビジネスの変革をお手伝いいたします。

MuleSoft Anypoint Platformとは

MuleSoft Anypoint Platformとは、Salesforce社が提供するAPI(Application Programming Interface)インテグレーションサービスの一つです。MuleSoft Anypoint Platformは、IT環境の一元管理とAPI統合を実現するための全面的なソリューションを提供しAPIの設計から実装、運用・保守に至るまでのライフサイクル全体をカバーする機能群を備えています。

API連携基盤ソリューションを必要とする背景

SaaSやパッケージが利用される昨今、サービスや業務にいかに特色を出すかが課題となっています。そのため、保有するデータやさまざまなテクノロジーを組み合わせることにより、自社の真にユニークなサービスやビジネスを作り出すことが求められています。また、既存システムへの投資によってシステム同士をつなぎ合わせ、新しいビジネス要求に俊敏に対応することを目指していく必要があります。

電通総研の『API連携基盤ソリューション』は、MuleSoft Anipoint Platformを活用することで開発・運用の効率化をもたらしつつ、既存システム・データ資産を組み合わせ自社のビジネスに特色を出せるような最適なソリューションをご提供します。

(※)参考:「グラウンディング(Grounding)とは?その意味とビジネスへの影響」, Salesforce, 2023年7月
https://www.salesforce.com/jp/blog/jp-what-is-grounding/

ユースケース

API連携基盤ソリューションにおけるユースケースをいくつかご紹介いたします。

ユースケース1:統合連携基盤としてのMuleSoft

刷新されるフロントシステム(下図Salesforce Commerce Cloud)に関する連携をMuleSoft Anypoint Platformがハブとして一元管理する設計としています。MuleSoftでは、APIを一つのマイクロサービスとして位置付けており、これらの組み合わせによって連携機能を構築します。これにより再利用が可能となり、さらに変更時の影響範囲も最小限に抑えることができます。

ユースケース2:金融機関におけるAPI整備

API-led Connectivityにおける3層構造

金融庁のレポート(※)でコンポーネント化が一つのポイントと提唱されています。
複雑に絡まりあうシステム・システム連携を層で構造化し意味を持たせます(APIと業務を一致させます)。部品化により作成済みのAPIを資産として再利用、これにより変更時の影響範囲を最小限に抑えることができ、保守性の向上が期待できます。

(※)参考 :「金融機関のITガバナンス等に関する 調査結果レポート 」, 金融庁, 2022年6月
https://www.fsa.go.jp/news/r3/20220630/20220630.html

ユースケース3:API3層構造による新旧基幹システムの効率的移行

API3層構造のメリットを享受するのはまさにここにあります。新旧システム双方で独立したシステム層APIを作成しておき、それらをcallするプロセス層APIにルーティング機能をスイッチングする機能を持たせることで①旧基幹のみ、②並行稼働、③新基幹のみの稼働状況に切り替えることが可能となります。

3つの特長

電通総研のAPI連携基盤ソリューションは、次の3つの特長があります。

1.開発・運用の効率化をもたらすソリューション

電通総研では、さまざまなシステム間で散在しているデータの連携をMuleSoft Anypoint Platformを使用して一元化し、システムの統合と開発・運用の効率化を図ります。また、企業内の各システムをAPIとして資産化し再利用可能な仕組みを提供しつつ、変更時の影響範囲を最小限に抑える、といった保守性の高いシステムを実現します。

2.お客様のご要望に対して最適なサービスを提供

電通総研のAPI連携基盤ソリューションでは、MuleSoft Anypoint Platformを活用した開発支援、PoC実施支援、ITグランドデザインのコンサルティングなど、お客様のご要望に対して最適なサービスをご提案します。また、これらのサービスを通じてお客様の課題解決を実現しつつビジネスの変革をお手伝いいたします。

3.ゴール設定から開発・運用まで一貫してサポート

電通総研は業務・システムのあるべき姿を描き、それに基づいて開発から運用まで一貫してサポートしています。これにより、開発段階からお客様のゴールを明確に把握し、高品質なシステムの提供を可能とします。また、一貫したサポート体制により、お客様の課題の早期解決・お客様の満足度向上に努めています。

全社的なDX推進や顧客接点の最適化、エンゲージメントの強化など
お困りごとやお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

既存システムへの投資を活かしシステム同士をつなぎ合わせることで、新しいビジネス要求に俊敏に対応することができるMuleSoftの機能と使用例を紹介します。 先進のAPI連携基盤の活用で、保有するデータやさまざまなテクノロジーを組み合わせ、自社のユニークなサービスやビジネスを作り出しましょう。
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